◆諸元
名前 GSX-R400R
排気量 398cc
冷却方式 水冷
型式 GK76A
気筒数 並列4気筒
弁機構 DOHC4バルブ
内径×行径(mm) 56.0×40.4
圧縮比 12
最高出力 53ps(59ps)/12000rpm(12500rpm)
最大トルク 3.8Kg-m(4.0Kg-m)/9500rpm(10000rpm)
タンク容量 16L
全長 1995mm
全幅 710mm
全高 1060mm
軸距離 1375mm
最低地上高 120mm
シート高 750mm
乾燥重量 169kg(167kg)
タイヤサイズ(前) 120/60R17・55H
タイヤサイズ(後) 160/60R17・69H
※括弧内は馬力規制前の値

 レプリカ全盛の時期1990年に前年までのGSX-R400Rから大幅にモデルチェンジして登場したのがこのバイク。倒立フォーク、ダブルクレードルフレームを装備。当時のSUZUKIの技術を結集したバイクです。発売初年はSTDモデルとSPモデルをラインナップし、SPモデルはタンク別体式リアショック、イニシャル付フロントーフォーク、大径キャブ、クロスミッションを装備し、その戦闘力の高さが伺えます。1991年にはSTDモデルにもタンク別体式リアショックが標準装備され、ラインナップにSPUモデルがラインナップされました。このSPUモデルは足回りがSPモデルのミッションのみノーマルであり丁度STDモデルとSPモデルの中間に位置するモデルでありました。ミッションがクロスミッションでないことでより街乗り(峠道)に適していると思います。1993年には馬力規制により馬力が59psから53psに落とされました。この年以降は際立った変更もなくカラーチェンジのみでレプリカブームが去り、ネイキッドブームの波に流されついには2000年にはカタログ落ちとなりました。